20世紀西洋人名事典 「ハンスカン」の解説
ハンス カン
Hans Kann
1927.2.14 -
オーストリアのピアノ奏者。
元・ウィーン音楽アカデミー教授,元東京芸術大学教授,元ダルムシュタット音楽芸術アカデミー教授。
ウィーン生まれ。
ウィーン音楽アカデミーに学ぶ。ジュネーブ国際音楽コンクールに入賞後、1946年演奏活動を始める。’50年ウィーン音楽アカデミーの教授。’55年来日、’58年まで東京芸術大学の教授をつとめる。’63〜’69年西ドイツ、ダルムシュタットの音楽芸術アカデミーの教授。欧州を中心に演奏活動。レコードには、ベートーヴェンの「ピアノ・ソナタ」や、ドヴォルザークの「スラブ舞曲」といった一般向きのほか、「ピアノ名曲集」、「ポピュラー・ピアノ名曲選」などの入門用の録音も多い。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報