20世紀西洋人名事典 「ハンストーマ」の解説
ハンス トーマ
Hans Thoma
1839.10.2 - 1924.11.7
ドイツの画家。
元・カールスルーエ美術学校教授。
ベルナウ生まれ。
カールスルーエ美術学校等で学ぶ。その後パリでクールベおよびバルビゾン派の影響を受け、写実的な風景画や戸外での人物画を描いた。後ベックリンの作品やイタリア美術に影響される。1899年以来カールスルーエ美術学校で教授を務め、自然主義絵画の代表者として、ドイツ国民の各層に広く愛された。代表作に「陽の光の中で」(1867年)、「ライン河畔」(1875年)等。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報