ハンスベンダー(その他表記)Hans Bender

20世紀西洋人名事典 「ハンスベンダー」の解説

ハンス ベンダー
Hans Bender


1919 -
ドイツの作家,詩人,編集者。
ミュールハウゼン生まれ。
第二次世界大戦で捕虜となり、ソ連の捕虜収容所に抑留される。1949年に帰国後ミュンヘン、ハイデルベルグの各大学で学び、その傍ら詩作活動を始める。作家としては’54年「愛という要件」で戦後の混乱期の青少年の性問題を大胆に描き注目される。’56年から詩人・批評家のワルターヘレンとともに文学雑誌「アクツェンテ」を編集、またケルンの「マグヌム」誌などをはじめとする新聞の文芸欄の編集に従事するなど、新人詩人の才能発掘に尽力

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android