ドイツ中部、チューリンゲン州の都市。人口3万8700(2000)。衣料品、皮革、自動車部品の産業がある。同市の史料上の初見は775年にさかのぼるが、10、11世紀のころ頻繁に国王、皇帝の滞在するところとなり、1180年帝国都市となった。1420年以来ハンザ同盟に加入。1525年のドイツ農民戦争に際しては、急進勢力の中心となり、神学者で農民指導者のトマス・ミュンツァーの活動舞台となった。近隣のフランケンハウゼンの戦い(1525.5.15)で農民団が敗れたのち、ミュンツァーはここで処刑され、ミュールハウゼンは1548年まで帝国都市の資格を剥奪(はくだつ)された。1802年プロイセン領に属す。中世都市のおもかげをよく残し、ミュンツァーの居館、同博物館がある。
[瀬原義生]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新