ハン・ひく

普及版 字通 「ハン・ひく」の読み・字形・画数・意味


7画

[字音] ハン
[字訓] ひく

[字形] 形声
声符は反(はん)。〔広雅、釈言〕に「(ひ)くなり」とあり、援の意。字はまた攀援(はんえん)に作り、よじのぼることをいう。反はその攀援の象。厂(かん)()に手をかけて攀援し、身が反り返り、もどることをいう字。はその繁文とみてよい字である。

[訓義]
1. ひく、ひきよせる。
2. よじる、よじのぼる。

[古辞書の訓]
名義抄 ヒク・ソムク

[語系]
・反piuan、攀pheanは声近く、みな攀援することを本義とする一系の語である。

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android