20世紀西洋人名事典 「ハーマンウィトキン」の解説
ハーマン ウィトキン
Herman A. Witkin
1916 - 1979
米国の心理学者。
ニューヨーク州立大学医科大学教授。
1939年大学卒業後、研究・教育に従事したのちニューヨーク州立大学医科大学に移り、’52年教授となる。ウェルナーに師事し、ワープナーらとパーソナリティー特性と知覚との研究をはじめ、知覚対象の垂直性の知覚に及ぼす枠組の影響に見られる個人差を判定するテスト(RFT)を考案。この研究は、臨床的な心理学的検査法、投影法による研究を実験的に裏づける当時の風潮を端的に示し、ゲシュタルト理論の影響を少なからずをうけている。著書に「Personality through perception」「Field depenndence revisited」。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報