バイカル

百科事典マイペディア 「バイカル」の意味・わかりやすい解説

バイカル[湖]【バイカル】

ロシア中南部,東部シベリアにある淡水断層湖。湖面標高456m。北東〜南西に長さ636km,平均幅48km,面積3万1500km2。最大水深1741m(世界最深)。湖岸は大部分絶壁をなし,最大の島はオリホン島である。セレンガ川はじめ大小330以上の川が流入流出アンガラ川のみ。1〜5月間氷結。胎生魚ゴレミャンカ,バイカルアザラシなど多くの固有種生息。オームリなどを漁獲。湖岸にイルクーツクがあり,リストビャンカに湖沼学研究所がある。かつては透明度の高い湖だったが1960年以降環境汚染が進み,1969年にソ連政府により環境保護に関する特別法が制定された。1996年世界自然遺産に登録。
→関連項目ロシア

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

関連語 アンガラ川

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む