ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バシュガニエ湿地」の意味・わかりやすい解説 バシュガニエ湿地バシュガニエしっちVasyugan'e ロシア中部,西シベリア低地の南部にある沼沢地帯。湖,泥炭地,湿地の特色ある景観を示す。オビ川とその支流イルトゥイシ川にはさまれ,南は漸次バラビンスクステップに移行。平均標高は 40~60m,最高点は 166m。やや高く乾燥したところはモミ,マツなどの森林となる。春の雪どけ水の浸水が1~2ヵ月も続き,巨大な遊水池となる。石油,天然ガスを産する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by