ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バタンガス州」の意味・わかりやすい解説 バタンガス〔州〕バタンガスBatangas フィリピン,ルソン島南西部の州。バタンガス半島の南西部にあり,ベルデアイランド海峡をへだててミンドロ島を望む。中部にタール湖がある。州都バタンガス。大小の火山が点在し,その噴出物におおわれて,肥沃な農業地帯となっている。イネ,トウモロコシ,ココヤシ,サトウキビ,コーヒーなどを栽培するほか,マニラ向けの果物,畜産物などを産する。ナスグブに製糖工場,バタンガスに搾油工場があり,リパなどでは織物などの家内工業が行われる。面積 3166km2。人口 147万 6000 (1990推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by