バッイェ(その他表記)José Batlle y Ordóñez

山川 世界史小辞典 改訂新版 「バッイェ」の解説

バッイェ
José Batlle y Ordóñez

1856~1929

ウルグアイ大統領(在任1903~07,11~15)。1886年コロラド党機関紙『エル・ディア』を創刊。98年上院議員。1903年大統領となり,ブランコ党反乱を抑えて支配体制を確立した。年金法,離婚法を制定し,さらに第2次政権では労働者保護立法,銀行保険業の国家管理,大統領制に代わる複数行政制度を導入し,ウルグアイの福祉国家としての基礎を築いた。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android