バドゥイ族(読み)バドゥイぞく(その他表記)Badui

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バドゥイ族」の意味・わかりやすい解説

バドゥイ族
バドゥイぞく
Badui

インドネシア,ジャワ島西部に住むプロト・マレー系の住民。 16世紀にイスラム教徒によって滅ぼされたスンダ族のパジャジャラン王国から逃亡した人々の後裔と考えられている。 35の村落があり,外部の者の立入りをまったく認めない聖地に中核村が3村,その周囲の中間的な聖地に 25村,外部に7村が位置する。出身の村によって貴族と平民に区分され,特に中核の3村の首長はプウンと呼ばれ天上神バタラ・パタンジャラの息子の直系の子孫と考えられている。中核村では焼畑耕作を行うが,周辺の村落では灌漑による水田耕作を行なっている。言語はスンダ語の古形態をとどめているといわれ,古代文字を記した竹の板は中核村の首長によって呪術儀礼に用いられる。

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