デジタル大辞泉 「バナデロ」の意味・読み・例文・類語 バナデロ(Banadero) マリアナ諸島のサイパン島北部、マッピ山麓にある太平洋戦争の戦跡。断崖下のトーチカに日本軍の最後の司令部が置かれたことから、ラストコマンドポストともよばれる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
世界の観光地名がわかる事典 「バナデロ」の解説 バナデロ【バナデロ】Banadero アメリカ自治領北マリアナ連邦サイパン島の、マッピ山(標高250m)の崖下にある司令塔跡。太平洋戦争時、日本軍が最後に司令部を置いた場所で、無数の銃痕が戦闘の激しさを物語っている。自然の洞窟状のくぼみをコンクリートで固めて造られたトーチカには、アメリカ軍の直撃弾によってできた穴があり、広場には当時使われていた機関砲や戦車の残骸が置かれている。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報