日本大百科全書(ニッポニカ) 「バニャク諸島」の意味・わかりやすい解説 バニャク諸島ばにゃくしょとうBanjak Kepulauan インドネシア西部、スマトラ島北部西岸沖の諸島。主島の大バニャク島のほか約65の島々からなる。面積315平方キロメートル。同諸島の北西にはシムルー島が、南方にはニアス島がある。行政上はスマトラ島のナングロ・アチェー・ダルサラム州に属する。岩礁からできているため農産物に乏しくコプラを産するにすぎない。住民はアチェー人とニアス人との混血で、おもに漁業に従事している。ほとんど未開発である。[上野福男][参照項目] | ナングロ・アチェー・ダルサラム 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例