デジタル大辞泉 「シムルー島」の意味・読み・例文・類語 シムルー‐とう〔‐タウ〕【シムルー島】 《Pulau Simeulue》インドネシア、スマトラ島北部西岸の沖合約150キロメートルに浮かぶ島。大部分を密林に覆われ、周囲をサンゴ礁に囲まれる。2004年と2005年に発生したスマトラ沖地震の震源に近く、地震発生直後に津波が押し寄せた。シムルエ島。シムル島。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「シムルー島」の意味・わかりやすい解説 シムルー島しむるーとうPulau Simeuluë インドネシア、スマトラ島西岸沖に並行する列島の北端にある島。北西から南東方向に細長く、長さ約87キロメートル、幅約23キロメートル、面積1769平方キロメートル。全島密林に覆われ、周囲はサンゴ礁が発達している。住民はニアス人と先住民との混血が大部分で、漁業を営み、野生のスイギュウを飼育する。農産物はほとんどない。集落は沿岸部に立地し、南部のシナバンSinabangが中心集落である。行政上はスマトラ島のナングロ・アチェー・ダルサラム州に属する。[上野福男][参照項目] | ナングロ・アチェー・ダルサラム 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例