最新 地学事典 「バルチモア斑糲岩体」の解説
バルチモアはんれいがんたい
バルチモア斑糲岩体
Baltimore gabbro complex
メリーランド~ペンシルバニアのクロム鉄鉱鉱床地域(北米最大のクロム鉱床の一つ)にある100km以上の延長をもつ斑れい岩~かんらん岩の不規則型複合岩体。岩体は母岩に調和的で,それに平行に周期的成層(rhythmic layering)が発達し,マントルド・ナイスドームのまわりに対称的に分布し,母岩との接触部(岩体の底)にかんらん岩・輝岩の濃集することから,水平層中に貫入した岩床の褶曲したもの。斑れい岩は角閃岩に変成。かんらん岩の一部にクロム鉄鉱を含むダナイトがある。参考文献:C.A.Hopson(1964) Maryl. Geol.Surv. Co. Rep.
執筆者:端山 好和
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

