バルト族(読み)バルトぞく(その他表記)Balt

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バルト族」の意味・わかりやすい解説

バルト族
バルトぞく
Balt

バルト海東岸地方に居住し,バルト語を使用するスラブ系諸民族の総称。絶滅した少数民族と,リトアニア人ラトビア人などを含む。ポーランドと連合して独自の言語・文化圏の維持をはかったリトアニア人に比べ,ラトビア人はドイツ騎士団や隣接列強の進出支配を受けた歴史が長い。ロシア,ソ連統治を経て,今日ではリトアニアとラトビア両国を構成している。バルト族は伝統的に農耕民族であり,特にラトビア人は牧畜もあわせて行なってきたが,現在は工業の発展とともに織物生産が盛んである。文化的にはゲルマンとスラブの影響を受け,民話などの口承文芸が伝えられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む