バージニア学派(読み)バージニアがくは(その他表記)Virginia school

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バージニア学派」の意味・わかりやすい解説

バージニア学派
バージニアがくは
Virginia school

政府役割意思決定に関する公共選択理論の研究を行なっている集団で,反ケインズ的な政策論を展開している。『赤字財政政治経済学』で知られる J.ブキャナンや G.タロックが中心的学者で,近年,経済的・政治的主体が選択を行う際にそれを制約する法律制度など各種の基本的なルールがどう作用するか,その特性を分析する「立憲的な政治経済学」が研究されはじめた。研究活動は公共選択研究センターを中心に行われているが,設立当初はアメリカのバージニア工科大学に同センターがおかれたため,この呼び名がつけられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む