デジタル大辞泉 「バーチャルウオーター」の意味・読み・例文・類語 バーチャル‐ウオーター(virtual water) 輸入される農作物や食料品の生産に必要な水の量を推定した数値。生産物そのものとともに、生産にかかった水も輸入していることになるという考え方。食料自給率の低い日本などではこの数値が大きくなる。全世界的な水資源の均衡を考えるための概念として、ロンドン大学アンソニー=アラン教授が提唱。仮想水。間接水。[補説]牛肉1キロの生産に20.6トン、豚肉1キロに5.9トン、大豆1キロに2.5トンの水が使われるとされる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例