ドイツ南西部を占める州。面積3万5751平方キロメートル、人口1052万4400(2000)。州都はシュトゥットガルト。1952年に旧バーデン州と旧ウュルテンベルク州が合併、成立。州域は、シュワルツワルト山地と層階地形(ケスタ)のシュウェービッシェ・アルプ山地により3地域に区分される。西縁のライン川沿岸のバーデン地方は、温暖な気候と肥沃(ひよく)な土壌に恵まれ、ブドウ・果樹栽培や園芸農業が行われ、フライブルク、カールスルーエ、ハイデルベルクなどの都市がある。北部から中部はネッカー川の流域で、ハイルブロン以北は農業地帯、南のシュトゥットガルト周辺は工業地帯。南東部のシュワーベン地方はドナウ川の流域で、ボーデン湖からドナウ川まではアルプス前地の酪農地帯をなし、フリードリヒスハーフェンなどの都市がある。州内には自動車、航空機、機械など各種工業が発達し、農家の兼業化率も高い。
[朝野洋一]
夏の暑さに体が慣れること。数日から数十日間で起こる短期暑熱順化と、数年または数世代にかけて起こる長期暑熱順化とがある。→寒冷順化[補説]近年では、冷房設備の普及にともない短期暑熱順化が起こりにくくなっ...