フリードリヒスハーフェン(その他表記)Friedrichshafen

デジタル大辞泉 の解説

フリードリヒスハーフェン(Friedrichshafen)

ドイツ南部、バーデン‐ビュルテンベルク州の都市ボーデン湖畔に位置する。20世紀初頭のツェッペリン飛行船建造以降、第二次大戦まで航空機工業発展。現在も航空宇宙産業研究所があり、機械工業などが盛ん。ツェッペリン博物館があるほか湖畔の観光保養地としても知られる。

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日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

フリードリヒスハーフェン
ふりーどりひすはーふぇん
Friedrichshafen

ドイツ南西部、バーデン・ウュルテンベルク州の工業・観光都市。人口5万7200(2000)。ボーデン湖北岸低地丘陵地市域とする。対岸スイスのロマンスホルンとの間にフェリー便があり、鉄道水上交通の結節点。1945年まで航空機工業が中心で、大型飛行艇が建造され、飛行船ツェッペリン伯号もここで建造された(1908)。航空宇宙産業の研究所やツェッペリン博物館がある。現在の主要工業は、モーター、歯車製造やアルミニウム加工である。湖岸の観光保養地、国際見本市開催地としても知られる。

[朝野洋一]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

フリードリヒスハーフェン
Friedrichshafen

ドイツ南西部,バーデンウュルテンベルク州の都市。ボーデン湖北岸に位置する。 1811年,旧帝国直轄都市ブーフホルン (1275~1802) を中心に発足し,シュワーベン地方とスイスを結ぶ通商路の門戸として発達。のちツェッペリン飛行船の製造基地となった。第2次世界大戦では被害が特に大きかったが,戦後めざましく再興した。車両,航空機,繊維などの工業が盛ん。スイスと結ぶ汽船の発着港があり,湖岸の保養地として知られる。人口5万 4129 (1991推計) 。

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百科事典マイペディア の解説

フリードリヒスハーフェン

ドイツ南部,バーデン・ビュルテンベルク州のボーデン湖の北岸にある都市。鉄道およびスイスとの湖上交通の要地ヨットハーバーや,車両や船舶の修理工場がある。ツェッペリン飛行船の製造所(1908年設立)があった。5万8000人(2005)。

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