20世紀西洋人名事典 「バーナードディボード」の解説
バーナード ディボード
Bernard Augustine De Voto
1897 - 1955
米国の文芸批評家。
元・ハーバード大学教授。
アメリカ精神における西部の役割を高く評価しており、ブルックスの悲劇的なマーク・トウェーン観に反論し、「マーク・トウェーンのアメリカ」(1933年)を著した。また、歴史家ターナーのフロンティア史観に共鳴している。その他の主な著作に、西部の精神の意味を考察したピュリッツァー賞受賞作「広きミズーリを越えて」(’47年)がある。ハーバード大学などの教授を務めたこともある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報