バーブアルマンデブ海峡(読み)バーブアルマンデブかいきょう(その他表記)Bāb al-Mandab

改訂新版 世界大百科事典 「バーブアルマンデブ海峡」の意味・わかりやすい解説

バーブ・アルマンデブ海峡 (バーブアルマンデブかいきょう)
Bāb al-Mandab

紅海の南の入口,アデン湾に続く海峡。アラビア語で〈嘆きの門〉を意味し,紅海からインド洋へ通じる海上交易路の要衝。幅約30km,水深は200~300m。西岸エリトリアジブチ。東岸のイエメン領シャイフ・サイード岬から約3.5kmの海上に浮かぶペリムPerim島(バリムBarim島ともいう)はイエメン領であり,アデン港が整備される1920年ころまでは,船の燃料積込港としてにぎわったが,現在は重要軍事拠点としてイエメン軍が配備されているようである。周辺の海域エビやイカ等の宝庫である。
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世界大百科事典(旧版)内のバーブアルマンデブ海峡の言及

【ニューギニア[島]】より

…人口約370万(1980)。東経141゜を境に西半部はインドネシアのイリアン・ジャヤ州,東半部はパプア・ニューギニア領である。島は恐竜のような形をし,西端の頭部,チェンドラワシ(ドベライ)半島から胴体部を経て東端の尾部,オーエン・スタンリー半島にいたる。…

※「バーブアルマンデブ海峡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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