バーラタ族(読み)バーラタぞく(その他表記)Bhārata

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バーラタ族」の意味・わかりやすい解説

バーラタ族
バーラタぞく
Bhārata

インド,『リグ・ベーダ時代の有力な部族サラスバティー川ヤムナー川との間に定住した。叙事詩マハーバーラタ』は,この部族の後裔たちの争い主題としたもの。この物語からインド人は,インドのことをバーラタバルシャ (バーラタ族の国) ,バーラタ,現代語でバーラト Bhāratと呼ぶ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

旺文社世界史事典 三訂版 「バーラタ族」の解説

バーラタ族
バーラタぞく
Bhārata

古代インドの部族名
アーリア人の一部族で,パンジャーブ地方に定住し,のち強大な国家を建設したといわれる。叙事詩『マハーバーラタ』は,この統一国家の成立過程をうたったもの。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む