20世紀西洋人名事典 「パオロタビアーニ」の解説
パオロ タビアーニ
Paolo Taviani
1931.11.8 -
イタリアの映画監督。
トスカナ地方サン・ミニアート生まれ。
兄のビットリオといつも二人で同じ作品に取り組む事から「パオロとピットリオ」と呼ばれる。1954年から5年間バレンチノ・オルシーニ監督と共同で「アルベルト・モラビア」などの短編ドキュメンタリー等の製作に従事。兄弟だけになってからの第一作は「火刑台の男」(’62年)で、農業労働組合のリーダーの物語を書く。’77年サルディニア島の羊飼いが言語学者になるまでを描いた「父」では、カンヌ映画祭でグランプリを受賞した。
パオロ タビアーニ
Paolo Taviani
1912 -
イタリアの政治家。
元・イタリア国防相。
1943年キリスト教民主党を設立し、’46年制憲議会議員を経て、’49年党書記となる。’51年外務次官となり、’53年貿易相として活躍。その後国防相、蔵相、内相を歴任後、’70年イタリア国防相となる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報