内相(読み)ないしょう

  • ないしょう ‥シャウ
  • ないしょう〔シヤウ〕

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① (「紫微内相」の) 天平宝字元年(七五七)に藤原仲麻呂が設けて就任した官職。内外の兵事をつかさどる。翌年仲麻呂は太保に進み、この官は一代で絶えた。
※続日本紀‐天平宝字元年(757)七月戊午・宣命「奈良麻呂・古麻呂等い、〈略〉先づ内相の家を囲みて其を殺して」
② 内務大臣のこと。
※風俗画報‐八〇号(1894)大元帥御親政「奉送の井上内相、〈略〉榎本農商相」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の内相の言及

【翰林学士】より

…文学の士は天子の詔勅を起草すると同時に,政治上の諮問にあずかるので,天子もまたその選任に意を用い,天下の名士を登用し,自然に上下の尊崇を受けるようになったからである。学士の定員は普通6名であり,その実権が宰相に次ぐので,内相と称せられ,特にその最右翼の承旨は,例として宰相に昇進することになっていた。宋は唐制を受け,文治主義を採ったため翰林学士院は一層盛大となり,機構が拡大され,最も名誉ある地位とされた。…

※「内相」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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