パオロタヴィアーニ(その他表記)Paolo Taviani

現代外国人名録2016 「パオロタヴィアーニ」の解説

パオロ タヴィアーニ
Paolo Taviani

職業・肩書
映画監督

国籍
イタリア

生年月日
1931年11月8日

出生地
トスカーナ地方サン・ミニアート

学歴
ピサ大学

受賞
ベネチア国際映画祭イタリア批評家賞(第23回)〔1962年〕「火刑台の男」,カンヌ国際映画祭グランプリ(第30回)〔1977年〕「父/パードレ・パドローネ」,カンヌ国際映画祭国際審査員賞(第35回)〔1982年〕「サン・ロレンツォの夜」,ベネチア国際映画祭国際映画批評家大賞〔1984年〕「カオス・シチリア物語」,ベネチア国際映画祭特別功労賞(第43回)〔1986年〕,ベルリン国際映画祭金熊賞・エキュメニカル審査員賞(第62回)〔2012年〕「塀の中のジュリアスシーザー

経歴
1948年ロッセリーニの「戦火かなた」を見て、兄のヴィットリオと兄弟で映画作りを志す。シネクラブ活動をした後、’54年ローマに出て、ヴァレンティーノ・オルシーニらと共同で数多くの短編ドキュメンタリーを手がける。’62年「火刑台の男」(共同監督)で劇映画デビュー。’67年「危険分子たち」で兄弟ふたりだけで独立。’77年「父/パードレ・パドローネ」でカンヌ国際映画祭グランプリ(パルムドール)を獲得し、タヴィアーニ兄弟の名前が国際的に知られるようになった。2人がカット数を半分ずつ割り振って交替で撮影していく方法は変わらず、意欲的な映画製作を続ける。他の作品に「サン・ロレンツォの夜」(’82年)、「カオス・シチリア物語」(’84年)、「グッドモーニングバビロン!」(’87年)、「太陽は夜も輝く」(’90年)、「フィオリーレ/花月の伝説」(’93年)、「親和力」(’96年)、「笑う男」(’98年)、「復活」(2001年)、「ひばり農園」(2007年)、「塀の中のジュリアスシーザー」(2011年)など。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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