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親和力 しんわりょくDie Wahlverwandtschaften

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

親和力
しんわりょく
Die Wahlverwandtschaften

ドイツの詩人,作家ゲーテの小説。 1809年刊。理想的な夫婦の家庭に一人の軍人少女が加わったことから,夫婦の結びつきが破れ,夫と少女,妻と軍人という2組の新しい感情的結合が生じ,夫と少女は情熱におぼれた末,結局死にいたる。この情熱の悲劇を,化学現象との類比で親和力という面からとらえた注目すべき作品。

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デジタル大辞泉プラスの解説

親和力

遠藤周作による戯曲。1959年、劇団同人会により初演。同年、第5回新劇戯曲賞(のちの岸田国士戯曲賞)の候補作品となる。

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大辞林 第三版の解説

しんわりょく【親和力】

化学親和力 」に同じ。
書名(別項参照)。

しんわりょく【親和力】

ゲーテの長編小説。1809年刊。化学の親和力の原理を二組の男女の恋愛に適用して、その心理を巧みに描く。

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世界大百科事典内の親和力の言及

【力】より

…ギリシアでは古くエンペドクレスが,物質混成における支配原理としてこの2力を立て,プラトンは相異なるものどうしの間の引力を,アリストテレスは逆に相似るものどうしの間の引力を措定している。古代中国でも《周易参同契》など錬金(丹)術文献に同様の着想が登場することからもわかるように,こうした物質どうしの選択的な〈親和性〉もしくは〈親和力(引力)〉という概念は,その逆も含めて,錬金術的な自然学の中で永く生き続ける。ヨーロッパのルネサンス期以降,新プラトン主義やヘルメス思想に受け継がれたこの概念は,物質間の選択的な作用の説明に欠かせないものとなり,ニュートンも〈sociability〉という語でこの概念を利用している。…

※「親和力」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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