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公用語 こうようご official language

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

公用語
こうようご
official language

ある国家で公式の使用のために定められた言語。多くの場合,その国の国語と一致するが,多民族国家などの場合,国語以外の言語も公用語として認められることがある。たとえばシンガポールではマレー語を国語と定めているが,そのほかに中国語タミル語,英語が公用語として認められている。

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デジタル大辞泉の解説

こうよう‐ご【公用語】

ある国や地域で、おおやけの場での使用が定められている言語。また、国際機構国際機関で、おおやけの場での使用が定められている言語。一つの言語とは限らない

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百科事典マイペディアの解説

公用語【こうようご】

ある国家が政治,行政,法廷などで文書,口頭で公式に用いる言語。数種の言語を公用語に定めている国もある。たとえばスイスではドイツ語フランス語イタリア語レト・ロマンス語が公用語。
→関連項目言語法

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世界大百科事典 第2版の解説

こうようご【公用語】

公の場,すなわち,行政,教育,裁判などにおいて用いられることが認められている言語。通常は国単位で定められる。国の公用語は国語とも呼ばれる。日本のように,方言差はありながらも全国的に一言語だけが話されているといえるような国では,とくに法的に公用語を指定する必要はないが,一国内に複数の言語が話されている場合はいずれかを公用語とする必要が生ずる。ただし1言語のみを公用語とする場合と,複数の言語を公用語とする場合がある。

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大辞林 第三版の解説

こうようご【公用語】

一国内など共同体の内部で多言語が使用されている場合、公の場で使用されることが正式に認められている一つまたは複数の言語。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

公用語
こうようご

公の文書や公の場での会話に用いられることが認められた言語。日本のように、一つの国のなかで一言語しか話されていないといえる状態である場合、当然その言語(ただし、いずれかの方言をもとにしたもの)が公用語(国語)となるが、複数の言語が話されている場合、そのうちのどれかを公用語と定める必要が生じる。国によってそうした公用語が一つである場合と、複数である場合がある。
 多言語の国では、どの言語を公用語とするかがしばしば紛争の種となる。その理由の一つは、公用語を使いこなせることが社会的地位を保証する要件になることが多く、その公用語を母語とする集団が圧倒的に有利になるという点にある。また、国として複数の言語を公用語としても、なんらかの順序づけを与えることもありうる。さらに、国内に話される言語の数が多く、しかも土着語で国全体の共通語として発達しているものがない国では、国の公用語のほかに地方公用語をいくつか認めている場合がある。たとえばザンビア(アフリカ)においては、国の公用語(国語)は英語であるが、いくつかの土着言語(たとえば、ベンバ語、ニャンジャ語、ロジ語など)を地方公用語として認めている。これらはもともと地方共通語として力をもっていたものであるが、そのいずれもが国全体の共通語にはなりえないため、旧宗主国の言語を国語とする一方、このような措置をとったものと考えられる。同様の事情は隣国コンゴ民主共和国(旧ザイール)などにも認められる。[湯川恭敏]

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世界大百科事典内の公用語の言及

【言語政策】より

…国家と民族言語の間には次のような関係がある。(1)1言語が多国家で用いられる場合 たとえばドイツ語はドイツ,オーストリア,スイスなどで公用語とされている。(2)1言語がある1国家だけで用いられる場合 日本語と日本,ノルウェー語とノルウェーにその例を見る。…

【国語】より

…一般には〈日本語〉の意味で使われているが,〈何ヵ国語も話せる〉というような場合は,他と異なる記号の体系としての言語をさす。しかしより厳密にそれぞれの国の自国語という意味では,ある国家の公的な言語をさし,〈国家語〉あるいは,〈公用語〉ともいう。アイヌ語はこの意味で国語ではない。…

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