パリ宣言(読み)パリせんげん(その他表記)Declaration of Paris

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パリ宣言」の意味・わかりやすい解説

パリ宣言
パリせんげん
Declaration of Paris

戦時における海上での商業の自由を最大限に可能にした宣言で,1856年クリミア戦争後,パリ平和会議で採択された。正式名称は「海上法の要義を確定する宣言」。その内容は,(1) 私掠船の禁止,(2) 戦時禁制品以外は中立船内の中立貨および敵貨を捕獲できない,(3) 敵船内の戦時禁制品以外の中立貨は捕獲できない,(4) 敵船および敵船内の敵貨に限って捕獲,没収を認める,(5) 紙上封鎖の無効,であった。締結時の当事国はイギリス,フランス,トルコ,サルジニア,ロシア,オーストリア,プロシア。その後アメリカ以外のほとんどの国が加入したので,国際法上,普遍性をもつようになった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

東日本大震災を受け2011年6月に成立した津波対策推進法で、故事「稲むらの火」にちなみ、11月5日と定めた。江戸時代の1854年11月5日(旧暦)、安政南海地震で大津波が発生。現在の和歌山県広川町で...

津波防災の日の用語解説を読む