20世紀西洋人名事典 「パワービッグズ」の解説
パワー ビッグズ
Power Biggs
1906.3.29 - 1977.3.10
米国のオルガン奏者。
エセックス州ウェストクリフ(英国)生まれ。
別名E.Power Biggs。
世界的オルガン奏者の一人。卒業と同時に渡米し、1937年市民権を獲得。’32年からケンブリッジ、ブルックラインの教会オルガン奏者を務めたほか、ボストン交響楽団、シカゴ交響楽団、シンシナティ交響楽団専属のオルガン奏者も務めた。’37年以来連続リサイタルをハーバード大、コロンビア大で行い、演奏家、音楽学者としての名声を高めた。又’42〜58年まで毎週オルガン演奏をCBSから放送。レコードは「ヨーロッパの歴史的オルガン」シリーズ、ヘンデルの「オルガン協奏曲集」「聖トーマス教会のバッハ」等。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報