パンフリア(その他表記)Pamphylia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パンフリア」の意味・わかりやすい解説

パンフリア
Pamphylia

アナトリア (現トルコ) 南部にあった古代の沿海地方。元来キリキアとリュキアとの間の地中海に沿った狭い地帯であったが,ローマ帝国時代に北部のピシディアの大半が編入された。パンフリア人は原地人と移住してきたキリキア人,ギリシア人との混血で,フリュギア人,リュディア人,ペルシア人,アレクサンドロス3世 (大王) ,ローマ人など次々とアナトリア地方を席捲した征服者に蹂躪された。前1世紀には地中海の船舶に対して海賊的な攻撃を仕掛けたが,ローマ帝国時代には大部分ヘレニズム文化に同化した。都市にペルガ,アスペンドゥス,シデなどが知られている。

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