パン酵母(読み)ぱんこうぼ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「パン酵母」の意味・わかりやすい解説

パン酵母
ぱんこうぼ

パン製造に使用される酵母(イースト)で、分類学的にはサッカロミセス・セレビシエSaccharomyces cerevisiaeとよばれる。パンの発酵剤として酵母を使うことは6000年前のエジプトから始まったが、現在では、全世界に広がっている。パン酵母には、乾燥酵母圧搾酵母とがある。

[曽根田正己]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パン酵母」の意味・わかりやすい解説

パン酵母
パンこうぼ
baker's yeast

パンの製造に使われる酵母 (イースト) 。パン生地中で発酵して二酸化炭素を生成し,生地をふくらませる働きをする。製品としては圧搾酵母と乾燥酵母とがある。

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