パーコル方式(読み)パーコルほうしき(その他表記)PARCOR

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パーコル方式」の意味・わかりやすい解説

パーコル方式
パーコルほうしき
PARCOR

音声の人工合成方式の一つ。 PARCORは偏自己相関関数 partial auto-correlationの略。最も広く使われている。口腔内で音声が共鳴する特徴を偏自己相関関数で数学的に解析し,音声信号をデジタル化する。出力時はデジタル信号から音素 (音声パラメータ) を合成し,アナログ情報の音声として発音させる。情報量が小さく大規模集積回路 LSIに記録できるため,使い方を音声で指示する自動販売機,しゃべる家庭用電気器具,おもちゃなど身近な各種の機器に応用されている。携帯電話の音声処理についてもこの原理が使われている。 1969年日本電信電話公社電気通信研究所の板倉文忠と斎藤収三が共同で発明,開発した。 (→音声合成 )

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