普及版 字通 「ヒ・かたよる」の読み・字形・画数・意味

12画
[字訓] かたよる
[説文解字]

[字形] 形声
声符は皮(ひ)。〔説文〕三上に「辨(わか)ち論ずるなり」とあり、分析的に論ずる意。〔玉
〕に「佞諂(ねいてん)なり」、〔広雅、釈詁一〕に「
なり」とする。いくらかねじける意がある。[訓義]
1. わかちとく、分析的にいう。
2. かしこい、さかしい。
3. 頗(ひ)と通じ、かたよる、かたむく。
4. ねじける、おもねる。
5. そこなう。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕
ワキマフ・カタマシ・カタル・カタフク・ハゲシ・コトバ・トトノフ[熟語]
険▶・
言▶・
行▶・
辞▶[下接語]
険
・屯
・沈
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

