ひょうすべ

デジタル大辞泉プラス 「ひょうすべ」の解説

ひょうすべ

日本妖怪山間部の渓流沿いに春秋彼岸時期に現れるとされる。佐賀県宮崎県中心とする九州地方伝承があり、「ヒョウスエ」「ヒョウスボ」「ヒョウスンボ」などとも呼ばれる。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のひょうすべの言及

【河童】より

…日本で最もよく知られている妖怪の一つで,川や池などの水界に住むという。カッパという呼称はもともと関東地方で用いられていたもので,エンコウ,ガワタロ,ヒョウスベ,メドチ,スイジン,スイコなどと呼んでいるところもある。その形状や属性も地方によりかなり異なっているが,広く各地に流布している一般的特徴は,童児の姿をし,頭の頂に皿があり,髪の形をいわゆる〈おかっぱ頭〉にしている,というものである。…

※「ひょうすべ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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