ヒルチウス(その他表記)Hirtius, Aulus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヒルチウス」の意味・わかりやすい解説

ヒルチウス
Hirtius, Aulus

[生]前90頃
[没]前43.4.21. ムチナ近郊
古代ローマの軍人著述家。前 54年頃からユリウス・カエサルの部下としてガリア,ヒスパニアおよび東方に転戦ポンペイウス (大ポンペイウス) との折衝もカエサルから一任されていた。前 45年トランス・アルプス・ガリア州の総督,前 43年執政官 (コンスル ) に指名された。カエサルの死 (前 44) 後,元老院側に寝返り,ムチナで M.ブルーツスを包囲していた M.アントニウスを破ったが,戦死した。カエサルの『ガリア戦記』およびカエサルの手になるとされる『アレクサンドリア戦記』はほとんど彼の手によるものとされている。文人 M.キケロの親友。

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