ヒンドゥー大協会(その他表記)Hindū Mahāsabhā

山川 世界史小辞典 改訂新版 「ヒンドゥー大協会」の解説

ヒンドゥー大協会(ヒンドゥーだいきょうかい)
Hindū Mahāsabhā

ヒンドゥー・マハーサバーともいう。非ヒンドゥー勢力に対抗してヒンドゥー民族主義を掲げ,統一された強力な国家建設をめざして1915年設立されたインド政党初期には国民会議派と密接な関係をもって成長。総裁V.D.サーヴァルカール(1883~1966)はのちに民族奉仕団創設に大きな影響を与えた。ヒンドゥーの団結を叫びムスリム勢力を敵視し,インド・パキスタン分離独立反対。独立以前は北インドを中心に一定の政治的影響力を持ったが,現在はほとんど影響力はない。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

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