民族奉仕団(その他表記)Rāsṭṛīya Swayaṃsevak Saṅgh

山川 世界史小辞典 改訂新版 「民族奉仕団」の解説

民族奉仕団(RSS)(みんぞくほうしだん)
Rāsṭṛīya Swayaṃsevak Saṅgh

民族義勇団ともいう。1925年ヘドゲーワールによりインド西部ナーグプルで創設。インドが弱体化しイスラーム勢力やイギリスの侵入を許した原因をヒンドゥー社会の分裂性に求め,イデオロギー的・肉体的鍛錬などを通じて民族,社会の統合をめざす。インド西部,北部で多くの支部を有する。カースト差別の否定など社会改革的側面も有するが,実態として高カースト中心の組織で他宗教に不寛容。インド人民党や関連ヒンドゥー組織に幹部を配して影響力を維持する。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む