ビザンチン・ガラス(読み)ビザンチン・グラス(その他表記)Byzantine glass

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビザンチン・ガラス」の意味・わかりやすい解説

ビザンチン・ガラス
ビザンチン・グラス
Byzantine glass

ビザンチン時代に作られたガラス器物。イスラム・ガラスの技法を吸収して,コンスタンチノープルやコリントを中心に 10世紀頃から作られるようになった。わしや獅子などの動物文のレリーフ・カット・ガラスや,エナメル彩色のガラス,器の全面にガラスの小塊を溶着したものや,縦綾文様を吹出した形式に特色がある。遺品として,ベネチアのサン・マルコ大聖堂の宝物に代表的なものがあり,コリントよりその窯址が発掘されている。なお,ガラス・モザイクは6世紀頃より発達していた。

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