デジタル大辞泉 「ビスコンティ城」の意味・読み・例文・類語 ビスコンティ‐じょう〔‐ジヤウ〕【ビスコンティ城】 《Castello Visconteo》イタリア北部、ロンバルディア州の都市パビアにある城。14世紀、ミラノの貴族ガレアッツォ=ビスコンティ2世により建造。息子ジャン=ガレアッツォ=ビスコンティの時代に完成。アンブロージョ=ベルゴニョーネ、ジョバンニ=ベリーニ、コレッジョら、15世紀末から16世紀初頭にかけて活躍した画家の作品を所蔵するマラスピーナ絵画館、先史時代や古代ローマ時代の考古物、ランゴバルド王国時代の装飾品などを所蔵する市立博物館がある。ビスコンテオ城。 《Castello Visconteo》スイス南部の都市ロカルノにある城。12世紀の創建とされ、14世紀頃よりミラノの貴族ビスコンティ家が所有。1925年、ロカルノ会議の開催地となり、ロカルノ条約が締結された。現在は歴史・考古学博物館になっており、古代・中世・ルネサンス期の出土品やロカルノ会議にまつわる品々を展示する。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by