ビソツキー(読み)びそつきー(その他表記)Владимир Семёнович Висоцкий/Vladimir Semyonovich Visotskiy

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ビソツキー」の意味・わかりやすい解説

ビソツキー
びそつきー
Владимир Семёнович Висоцкий/Vladimir Semyonovich Visotskiy
(1938―1980)

ソ連の俳優、詩人、歌手。モスクワに生まれる。1960年モスクワ芸術座付属演劇大学を卒業し、プーシキン劇場などの舞台に立つ。64年から創立直後のタガンカ劇場に入り人気俳優になる。ハムレット、『ガリレオの生涯』のガリレオ、『桜の園』のロパーヒンなどが当り役。映画、テレビでも活躍し、自由を渇望する社会批判の詩を自作自演する弾き語り詩人として人気を集め、無位無冠のまま42歳で急逝したが、葬儀に数万の市民が参列した。妻はフランスの女優マリナ・ブラディ。死後、詩集やレコードがソ連をはじめ各国で出され、86年遺産委員会が発足した。

[中本信幸]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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