びっくり

精選版 日本国語大辞典 「びっくり」の意味・読み・例文・類語

びっくり

  1. 〘 副詞 〙
  2. ( 「と」を伴って用いることもある ) 不意の出来事、また意外なことに驚くさまを表わす語。現代では多く「びっくりする」の形をとる。
    1. [初出の実例]「鳥は木のまがりひきたわめて弓のやうな木をみてもびっくりとおどろくぞ」(出典:玉塵抄(1563)一九)
    2. 「吃驚(ビックリ)した顔色をして」(出典浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一)
  3. 微動するさまを表わす語。ぴくり。
    1. [初出の実例]「大声上てほへたれ共、びっくり共うごかせず、取て引しめ」(出典:浄瑠璃・曾我会稽山(1718)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android