デジタル大辞泉 「ビッグバン理論」の意味・読み・例文・類語 ビッグバン‐りろん【ビッグバン理論】 宇宙の始めにビッグバンとよばれる大爆発が起こったとする理論。1940年代にガモフらが提唱。ビッグバン宇宙論。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
法則の辞典 「ビッグバン理論」の解説 ビッグバン理論【Big-Bang theory】 一般相対論のフリードマンの方程式*に従うと,宇宙は開始時点において,きわめて高密度かつ高温であったことが結論される.この時点での原子核反応によって宇宙の元素存在度を説明しようというのがガモフ(G. Gamow)の試みであった.現在ではペンジアスとウィルソンによる3K宇宙背景輻射*の発見からほぼ確証されるに至っているが,ヘリウム以外の原子核の生成や,宇宙誕生直後の極短時間における素粒子の問題などは現在でも盛んな研究対象である. よく「大爆誕」と訳されている. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報