ビネーシモン検査(読み)ビネーシモンケンサ

デジタル大辞泉 「ビネーシモン検査」の意味・読み・例文・類語

ビネーシモン‐けんさ【ビネーシモン検査】

ビネーと医師シモンとが作成した世界最初の個別知能検査法。精神遅滞児を検出する目的で作成され、1905年完成。現代の検査法の基礎となるもの。

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精選版 日本国語大辞典 「ビネーシモン検査」の意味・読み・例文・類語

ビネーシモン‐けんさ【ビネーシモン検査】

  1. 〘 名詞 〙 ( ビネーシモンはBinet-Simon ) 知能検査の一種フランスの心理学者ビネーと医学者T=シモンとが一九〇五年に創始した知能検査。知能の尺度化を考え、弁別記憶などの単一検査でなく、総合機能によって検査し、測定された知能は精神年齢で表わされる。ビネー式。

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