現代外国人名録2016 「ビョルンボルグ」の解説
ビョルン ボルグ
Björn Borg
- 職業・肩書
- 元テニス選手
- 国籍
- スウェーデン
- 生年月日
- 1956年6月6日
- 出生地
- セーデルテリエ
- 本名
- Borg,Björn Rune
- 経歴
- 14歳で学校教育を離れ、テニスに専念。1972年プロデビュー。’74年イタリア・オープン優勝。同年全仏オープン男子シングルスを当時の最年少記録となる18歳で制し、4大大会初勝利を飾る。’75年全仏連覇。’76〜80年全英オープン(ウィンブルドン大会)のシングルスで5連覇という偉業を達成、’80年大会の決勝ではマッケンローと4時間近いフルセットの“死闘”を演じた。また’78〜81年全仏でも4連覇(通算6勝)、’80年と’81年マスターズ優勝、デビスカップにもスウェーデン代表で出場し’79年と’80年に優勝。’79年と’80年世界ランキング1位。両手打ちで、当時は珍しかったボールを激しくこすり上げるトップスピンの剛球が身上だった。’83年1月“闘争心を失った”として突然第一線より引退。その後は男性衣料品や香料会社を設立し実業界へ進出。’91年4月モンテカルロ・オープンで公式戦に復帰するが、’93年シニアツアーで引退した。自伝に「我が人生と試合」(’80年)がある。後のテニス界に大きな影響を与えたプレーヤーとして知られる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報