ビラム型微風計(読み)ビラムがたびふうけい(その他表記)Biram type anemometer

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビラム型微風計」の意味・わかりやすい解説

ビラム型微風計
ビラムがたびふうけい
Biram type anemometer

円筒枠内に 8枚羽根をつけた風程測定するプロペラ型の風速計。小さい風速の測定に用いる。イギリスのベンジャミン・ビラムにより考案された。熱線風速計超音波風速計のほうが感度の点で優れているが,ビラム型微風計は取り扱いが簡単で低価格のため,よく使用される。回転羽根を風の吹く方向に正対させて使用する。羽根の回転は時計型の指針で指示され,1周に要する時間または一定時間の風体により風速を求める。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android