ビロード羊歯(読み)ビロードシダ

デジタル大辞泉 「ビロード羊歯」の意味・読み・例文・類語

ビロード‐しだ【ビロード羊歯】

ウラボシ科の常緑多年生のシダ。岩上や樹上に生え、根茎からまばらに葉が出る。葉は長さ約10センチのへら状で、両面淡褐色の星状毛が密生

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「ビロード羊歯」の意味・読み・例文・類語

ビロード‐しだ【ビロード羊歯】

  1. 〘 名詞 〙 シダ類ウラボシ科の常緑多年草。各地山地樹幹や岩石上に着生する。根茎は地表を長く横にはい赤褐色鱗片を密生。葉は柄がなくへら状線形で長さ五~一〇センチメートル。葉面に赤褐色の軟毛を密生する。胞子嚢群は葉の裏面の中脈の両側に縦に一列に並ぶ。〔物品識名拾遺(1825)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android