デジタル大辞泉 「ピッチ湖」の意味・読み・例文・類語 ピッチ‐こ【ピッチ湖】 《Pitch Lake》西インド諸島南東部、トリニダードトバゴにあるアスファルトの湖。トリニダード島南西部に位置する。16世紀に発見され、現在も世界最大の天然アスファルトの産出量を誇る。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
改訂新版 世界大百科事典 「ピッチ湖」の意味・わかりやすい解説 ピッチ[湖]Pitch Lake 西インド諸島南端,トリニダード・トバゴの湖。トリニダード島南西部のパリア湾に突出する半島に位置し,面積0.46km2,最深部の深さ87m。16世紀以来,天然アスファルトの産出で知られる。周辺の石油地帯からの浸潤によりできたといわれ,年間採掘量は約6万t(1974),ほとんどが輸出される。先史時代の動物の化石を産し,観光地にもなっている。執筆者:柳町 晴美 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報