ピークシフト自販機(読み)ぴーくしふとじはんき

知恵蔵mini 「ピークシフト自販機」の解説

ピークシフト自販機

日本コカ・コーラが富士電機共同開発した省エネ型自動販売機。電力使用が「ピーク」となる日中から、電力に余裕がある夜間飲料冷却するための電力使用を「シフト」することで、消費電力を従来機より大幅に削減できる。断熱性能や気密性の向上などにより、日中に冷却を停止しても、夜間に冷却した飲料を最長16時間、冷温保持することが可能。この仕組みは温かい飲料を販売する自販機にも応用できる。東日本大震災後の2011年5月より開発がスタートし、試験運転を経て、13年1月より全国で設置が開始された。

(2013-2-18)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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