冷温(読み)れいおん

精選版 日本国語大辞典 「冷温」の意味・読み・例文・類語

れい‐おん ‥ヲン【冷温】

〘名〙
① つめたいことと、あたたかいこと。温度感覚。また、つめたいものと、あたたかいもの。
文明論概略(1875)〈福沢諭吉〉三「冷温の度に限なきが如し」
② 低い温度。低温。
乾坤弁説(1656)亨「熱気甚きに冷温の水を用る時は、熱気彌強亢なる故に」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「冷温」の意味・読み・例文・類語

れい‐おん〔‐ヲン〕【冷温】

冷たいことと温かいこと。冷暖。
低い温度。低温。「冷温貯蔵」
[類語]冷やっこい冷たい冷ややか冷涼寒冷凜冽りんれつ清冷清冽冷え冷えひんやりひやり身を切るようきんきん冷や冷や冷や清涼

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android